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2018.10.09 輪島
元横綱・輪島氏が亡くなられた。
小学校に上がる前から今日まで40年以上大相撲観戦にのめりこんだのは
輪島の存在によるところが大きかった。
均整の取れた体形で、強くて上手くて、そしてあの黄金の締め込み。
幼い子供だった私はガッチリと心をつかまれた。
ライバルだった北の湖との一戦に毎場所テレビの前で心を躍らせ手に汗を握り、
輪島が優勝することが何にも勝る喜びだった。
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あれから40年以上もの歳月が流れ、あの頃土俵で熱戦を繰り広げた北の湖や貴ノ花らも既に亡くなっている。
今も毎場所相撲の結果を注視しているが、土俵外の醜聞のみが話題になり、
昔のような攻防のある激しい相撲や個性派力士が減り、興奮や熱狂を感じることも少なくなった。
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それでも、相撲観戦の楽しみのきっかけを作ってくれた輪島氏には感謝しかない。
本当にありがとうございます。
波乱万丈の人生だったから、ゆっくり休んでほしいと思います。




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2017.01.23 新横綱
稀勢の里の横綱昇進が決定しました。

9日目に絶不調の琴奨菊に敗れたときは
「また”いつもの”キセか・・・ (;´д`)」
と思いましたが、よく立ち直りました。

なにはともあれ19年ぶりの日本人横綱誕生。素直に喜びたいと思います。

昔、このブログでこんなこと書いてたんですねえ。
http://interiorzakkicho.blog.fc2.com/blog-entry-80.html

「一方、優勝争いをリードしながらプレッシャーにつぶれた感のある大関稀勢の里関。若いからまだまだいくらでもチャンスはある・・・きっと多くの方はそう思うかもしれない。でも過去には前途を嘱望されながらワンチャンスを逃してしまったため、二度と優勝のチャンスは巡ってこなかったという例は意外と多いのである。勿論私の杞憂であることを願いますが。」

あれから4年半以上たちました。
あの時の心配が現実にならなくてよかった(´▽`)

あとこんなことも書いたこともありました。
http://interiorzakkicho.blog.fc2.com/blog-entry-46.html

「注目の稀勢の里は何とか大関昇進を果たしそうだ。
10勝での昇進は下駄をはかせてもらったようで釈然としないがまあよしとしよう。
その時々の雰囲気で昇進の目安など適当に変わるのが昔からの大相撲のいいところなのだから・・・

まあいい、これから横綱らしい相撲を見せつけることで、みんなを納得させてくれれば・・・




同郷、福岡出身の琴奨菊の大関陥落が決まってしまった。

栄光に包まれた初優勝からわずか1年。
勝負の世界は実に厳しい・・・

じっくりとした四つ相撲ではなくて、動きが止まってしまうと苦しい相撲ぶりなので
さらに上(横綱)は難しかったか・・・

でも来場所10勝すれば大関に復帰できる。
来場所までに体のケアをしっかりして、体調を戻せば決して不可能な数字じゃない!
たった1年前には日本人として10年ぶりに優勝賜杯を取り戻したではないか!
あきらめずに頑張ってほしい。
菊



2016.08.01 千代の富士
いやあ、全く信じられない・・・
あの大横綱千代の富士が亡くなるなんて・・・
つい1年前には還暦土俵入りで現役横綱にも見劣りしないほどの肉体美を披露したばかりというのに・・・
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あの鋼鉄の肉体にはいかなる病魔も入りこむことなど想像すらできなかったのに。

小さな大横綱といわれた千代の富士ですが、前頭から十両で低迷していた時代が長く、あまりにも軽量すぎて力士の中に1人だけ一般人が混ざって相撲を取ってるような感じで、将来無敵の横綱になる予感は全くしませんでした。
ちなみに平幕時代の千代の富士と横綱北の湖が対戦すると下の動画の2分55秒~の取り組みのように派手に吊り上げられて、絶望的な力の差を感じます。


しかし昭和55年に入ると急激に力をつけてまいります。
私は下の動画の昭和55年9月場所の北の湖戦こそが千代の富士が覚醒した歴史的な一番であると密かに思っております。


あとは昭和56年1月場所で初優勝し大関昇進。世にいう”ウルフフィーバー”を巻き起こし一気にスターダムへ駆けあがります。
あの当時といえば相撲では貴ノ花が引退、野球では王貞治が引退。時代が次のスターを求めており、まさしく千代の富士はそんなタイミングですい星の如くに現れたスーパーヒーローでした。肥満体形の力士像とはかけ離れたシャープな体形とエキゾチックな顔立ちで、信じられないでしょうが当時の千代の富士の人気は相撲取りでありながら、おそらくマッチやトシちゃんなどのアイドルも吹き飛ばすほどの国民的スーパーアイドルそのものでした。もう相撲界にあのような一大ブームを起こせる力士は2度と現れることは無いでしょう。
合掌。
またしても筆無精病にかかってしまいご無沙汰してしまいました。

さて今日の大相撲夏場所千秋楽、全く予想だにしなかった旭天鵬関の優勝で幕を閉じました。

場所前はおろか、今日千秋楽の取組前の時点でも”旭天鵬の優勝だけは無いだろう”と思ってましたし、出来れば6年ぶりの”日本人力士の優勝奪還”を願って見ていましたが(もっとも旭天鵬関は帰化していて実質日本人なのですが)、でも優勝決定戦のあとの旭天鵬の涙をみるとなんだか”今回はこれが一番いい結果だったんだ・・・”と思いました。

37歳での初優勝は昭和以降ではぶっちぎりの最高齢初優勝の記録更新。幕内在位14年、80場所。幕内最高齢力士、最古参力士の優勝というのも多分初めてのケースではないでしょうか?(調べた訳ではないので違ってたらゴメンナサイ)。平幕同士の優勝決定戦も史上初。何から何まで記録づくめで、私のような記録オタクにはたまらない展開でした。

そもそも先場所をもって、所属する大島部屋の大島親方(元大関旭国)が定年を迎えるにあたって、旭天鵬が現役を引退して部屋を継承するものと思っていたら、生まれ育った部屋を一旦消滅させてまで友綱部屋に転籍して現役続行するとは全く意外だったのだが、その現役生活にかける執念が見事に実りました。

それにしてもあの優勝直後にあふれた涙が物語る20年という年月の重み・・・。

今の相撲界を席巻するモンゴル力士たち、彼らに道を切り開いた第1号が20年前に来日した旭天鵬や旭鷲山なのです。母国の後輩の朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜などが横綱・大関へと出世するのを横目で見ながら、もしかすると内心穏やかでなかったのかもしれない・・・。しかしそれでもコツコツと真面目に日々稽古を積み上げてきたのでしょう。

37歳という高齢で幕内力士を務めているということだけでも驚異的なのですが、これまでの超ベテラン力士、例えば魁皇関もそうでしたが、長年の体の酷使の結果古傷を抱えて、どこか体を庇いながら悲壮感漂う姿で戦っている力士がほとんどでしたが旭天鵬は一切そういう「くたびれ感」が無い。その体は張りがあって若々しいし、足腰の衰えなどほとんど感じられない。それこそ真面目に稽古を積み上げてきた証でしょう。

ともあれ今回の旭天鵬の優勝は一つの事をコツコツとたゆまずに続けていくことの尊さを教えてくれました。

一方、優勝争いをリードしながらプレッシャーにつぶれた感のある大関稀勢の里関。若いからまだまだいくらでもチャンスはある・・・きっと多くの方はそう思うかもしれない。でも過去には前途を嘱望されながらワンチャンスを逃してしまったため、二度と優勝のチャンスは巡ってこなかったという例は意外と多いのである。勿論私の杞憂であることを願いますが。

最後に以前このブログで絶賛したNHKの刈谷アナウンサー。今日テレビ実況を担当されていたのですが、稀勢の里vs把瑠都戦、思わず心の叫びが口から出てしまったのか、

「キセノサト、押した!押す!押せ~!

うーん、相撲中継はあくまで中立の立場で・・・これはいただけませんねえ(笑